答えを出すと「な~んだ」となる類の情報が多い中、この情報もその類です・・・(笑)
「経費で貯金ができる」利益が出ている経営者にとって、これほど夢のような話があるでしょうか?すなわち、「経費で貯金ができる」=「税引き前のキャッシュがストックできる」ということですから。
通常、決算で出た最終の利益に対して、40%近い現金が税金として持って行かれます(言葉が悪い・・・)。例えば、最終利益が1000万円だとすると、400万円が税金!残る600万円が現金として会社に残るわけですね。
視点を変えて見てみると、例えば会社に100万円のキャッシュを残すためには、その1.7倍の170万円の利益が出ないと残せない、ということになります。
それが、100万円の利益をそのまま100万円ストックできる方法があります。
答えを出すとすごくポピュラーなものなのですが、「小規模企業共済」がそれにあたります。利用されている経営者の方も多いと思います。が、年間84万円までしか利用できず、基本的には20年以上の積立が必要で、解約にも制限があります。どちらかというと経営者の退職金積立の色合いが濃い制度ですね。
実はもう一つありまして、「中小企業倒産防止共済」という制度です。これは意外と利用されていない経営者の方が多いように感じているのですが、これはなかなか良い制度だと思います。
2010年度税制改正で、中小企業倒産防止共済の掛金と融資額の上限拡大がありました。
まず、毎月の掛金の上限が8万円から20万円になりました。つまり年間240万円掛け金を納めることができます。これに伴い、融資額の上限も3200万円から8000万円になりました。
ご存知の方も多いですが、掛金は全額損金算入(経費)でき、40ヶ月以上掛金を支払うと単純返戻率で100%戻ってきます。さらに、無期限繰延できます。
使い勝手もよい制度なので、検討してみる価値はあると思います。
経営が悪化したときや、資金が必要になったときには、景気が良かったときの経営手腕が問われますので、日頃からきちんと対策をしておきましょう。




